「kintoneのデータを定期的にバックアップしたい。」「kintoneと外部システムを連携させるために、自動的にデータをCSV出力したい。」という場合がありますよね。
本記事では、kintoneで自動的にアプリのデータをCSV出力する方法を解説します。
結論、バッチ処理とWindowsのタスクスケジューラで実現できます。
参考にしたサイト
第6回 kintone コマンドラインツールでアプリのバックアップをしてみよう
kintoneコマンドラインツール cli-kintone を使ってkintoneクエリを理解する
kintoneで自動的にアプリのデータをCSV出力する方法
下記の手順で実現できます。
kintone のコマンドラインツールcli-kintoneをダウンロードする
下記サイトのコマンドラインツールのダウンロードから、cli-kintone.exeをダウンロードします。
cybozu developer network
kintone コマンドラインツールの使い方
アプリのアプリIDを確認する
kintoneで自分のアプリを開きます。
URLがhttps://tekuzou.cybozu.com/k/10/の場合、10がアプリIDです。
アプリのAPIトークンを取得する
kintoneで自分のアプリを開きます。
歯車マークの右のプルダウン➩設定➩APIトークンを選びます。
生成する ボタンを押します。
表示されるAPIトークンを控えます。
その後、保存 ボタンを押した後、アプリを更新 ボタンを押します。
アプリのドメインを確認する
kintoneポータルを開きます。
URLがhttps://tekuzou.cybozu.com/k/#/portalの場合、tekuzou.cybozu.comがドメインです。
バッチファイルを作成し、タスクスケジューラに登録する
cli-kintone.exeを使用すると、コマンドプロンプト上で次のコマンドで自分のkintoneアプリのデータをCSV出力できます。
<アプリID>、<APIトークン>、<ドメイン>の部分は、これまでの手順で確認・取得したものを入力します。
上記コマンドをバッチファイルにして、タスクスケジューラーに登録します。
バッチファイルの例
例えば、下記内容のバッチファイルをkintone_backup.batのファイル名で、C:\Users\<自分のユーザー名>\Downloadsのフォルダに作成します。
cli-kintone.exeも同フォルダに入れておきます。
cli-kintone.exe -a 10 -t "NXI0NX・・・・・" -d "w7o・・・・・.cybozu.com" -e sjis > backup.csv
上記の10の部分は自分のアプリIDへ、・・・部分は、自分のAPIトークン、ドメインにそれぞれ置換してください。
上記はさらに出力するcsvファイルが文字化けしないように、-e sjisで文字コードSJISで出力させています。
上記batファイルをタスクスケジューラに登録して実行すればよいです。
以上で手順は完了です。
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kintoneスキル向上のためには、実際に体験してみるのが近道です。
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まとめ
本記事では、kintoneで自動で定期的にデータをCSV出力する方法をまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上です。
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