行動心理学 ✕ デザイン!「行動を変えるデザイン」の内容紹介

デザインの力を使って、世の中の人々の行動を変えられるような仕事ができると、最高ですよね?!

この記事では、そのための一助として、「行動を変えるデザイン」の本の内容を、かんたんに紹介していきたいと思います。

本書のポイント

「行動を変えるデザイン」によると、世の中の人の行動を変える、効果的なプロダクトを作るには、大きく次の3つが必要です。

1.人が実際に好むものを作れる、プロダクトとデザインの専門スキルがある

2.ユーザーの行動と、それに影響を与えるやり方を、はっきりと理解する

3.徹底的にプロダクトをテストし、定量的なデータを確認する

 

つまり、専門スキル、ユーザーのコントロール、テストの3つを、徹底的に極める、ことが重要です。

 

デザインの具体的な例

人々のダイエットを助けるための新しいプロダクトを作りたいとしたら?

食事のカロリーを記録できるツールは、どうだろうか?
人々は、なんでそんなに食べてしまうのか?まずは、深く観察する。

すると、新たな事実として実は、大きなスプーンとお皿を使うと、人々は51%も多く、アイスを食べてしまうことがわかったりします。そこで、例えば「小さいお皿運動」を展開すれば、特に空腹感を感じることもなく、食べる量を減らせるのではないかという仮説を立ててみます。すると、いきなりカロリー記録ツールを作る、よりもずっと現実的なアプローチが可能になります。

 

人の行動を変えるデザイン、のために重要なこと

その1:何を達成したいか、をハッキリさせる

 プロダクトを通じて、何を達成したいか?
 プロダクトが成功したら、現実世界はどうかわるのか?

その2:成果を達成させたい人、をハッキリさせる

 プロダクトを誰に使ってもらいたいのか?
 これまでと違う行動を取り、目指すべき成果を達成する者は誰か?

 

まとめ

「行動を変えるデザイン」の内容を、かんたんにまとめました。
人の行動を変えるには、プロダクトをリリースした後の世界=結果にフォーカスして考えることが、重要です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また別の記事で、お会いしましょう!