Apple M1チップはスゴイ!
とよく言われていますが、なぜスゴイのか、イマイチわかりにくいですよね?
実は、Apple M1チップはIntel CPUに比べて、プロセスルール(※)が圧倒的に微細になっています。
※半導体の微細な回路の配線幅のこと、と思って良いと思います。
Apple M1チップ 仕様
・プロセスルール:5nm ・・・髪の毛の太さの約1万分の1
・トランジスタ数:160億個
プロセスルール 微細化のメリット
微細化により、次のメリットを得られます。
■微細化のメリット
・回路全体が小さくなる。
・回路の電気抵抗が減る。
・動作に必要な電力が少なくて済む。
・電力消費が少ないほどCPU動作中の発熱が減る。
・CPUクーラーの削除や、ノートパソコンならバッテリー駆動時間延長。
歴代CPU プロセスルールの比較
Intel CPUの進化と、「Apple M1」の比較をグラフに示します。
Intel CPUの10年間の進化に対して、「Apple M1」は圧倒的です。
この差が、Apple M1の圧倒的な性能を実現していると思われます。
まとめ
Apple M1チップはプロセスルールが微細なため、多くの恩恵を得られます。Appleは今後、2年をかけて、Mac製品をIntelベースからM1ベースへと切り替えて行くと言われています。
2021年は、Apple製品はもちろんのこと、IntelやAMD、Microsoftからもインパクトのある製品がリリースされると、嬉しいですね。
※参考サイト
この10年のIntel CPU進化の歴史をベンチマークとともに振り返る
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。
今回は以上です。