【Chrome】フルスクリーンで起動できない場合の解決策【全画面表示】

Google Chromeブラウザで、「常にフルスクリーンで起動したい!」ということはありませんか?
また、フルスクリーン表示のオプションを指定しても、フルスクリーンにならない、と困っていたりしませんか。

この記事では、 その解決方法を紹介します。
結論、起動時に、--start-fullscreenオプション、および、--user-data-dirオプションの両方を指定することで、解決できます。

Chromeのフルスクリーン表示例

フルスクリーン表示にすると、上部のブラウザのタイトルバーやメニューを、非表示にできます。

 

Chromeでフルスクリーンで常に起動する方法

【手順1】バッチファイルに、以下を記述します。

"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --start-fullscreen --user-data-dir=c:\chrome2 "https://www.google.com"

※上記はChromeが"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" にインストールされている場合。もし動かない場合、上記を、"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" に修正すると、動く可能性があります。

※上記の"https://www.google.com/"部分はChrome起動時のアクセス先です。他の好きなURLを指定してもOKです。

 

【手順2】上記バッチを実行します。すると、Chromeがフルスクリーン表示で起動します。

 

また、このバッチをお使いの場合のみ、c:\chrome2フォルダに、chromeのユーザーデータ(ブラウザキャッシュやブラウザに保存するパスワードなど)が、保存されます。

またさらに、このバッチでChromeを初回起動したとき、Chromeが反応なくなった場合、タスクマネージャーから一度Chromeを終了し、再度このバッチを実行すると、フルスクリーン表示でChromeを問題なく使えると思います。

 

動作のリスク

ただし本設定は、Chromeを強引にフルスクリーン表示で起動するため、動作についてはご自身でご確認ください。

あくまで最終的には、自己責任でお願いします。

 

セキュリティのリスク

ブラウザをフルスクリーン表示にした場合、セキュリティのリスクが発生します。

つまり、ユーザーがどのURLにアクセスしているかを、アドレスバーでパッと確認できないため、想定と異なるURLにアクセスしていても把握できなくなります。

こちらも自己責任でお願いします。

 

まとめ

Google Chromeをフルスクリーン表示で常に起動する方法を解説しました。
みなさんのお役に立てますと幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また、お会いしましょう。

 

出典:Google Chrome (https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/)