【解説】後知恵バイアス - 怖い認知バイアス2

突然ですが、みなさんは、
「コンビニや飲食店などの無料クーポンは、お得なので使わなきゃ」
思ったり、していないでしょうか?
 
これは世間でよくある、認知バイアスを使った、マーケティングの一例です。
 このブログでは、
みなさんが認知バイアスに騙されず、正しい選択ができるように、
メジャーな認知バイアスについて、解説していきたいと、思います。
 
より詳しい情報を知りたい方は、こちらの本がおすすめです。
  
悪用厳禁で、お願いします! 
 

後知恵バイアス - 怖い認知バイアス2

【後知恵バイアス】
 物事が起きてから、それが予測可能だったと考えてしまう傾向。
あとから考えると簡単でも、そのときは分かっていなかったはず、ですよね。
では次に、具体例を、見ていきましょう!
 

具体例

・イヤミな上司のあの発言・・・結果論で、あとから言うのは簡単でしょ。

・トラブル発生後のインタビュー。「やっぱりあの人は〇〇すると、思っていました。」
だから、あのとき、株を売っておけばって言ったのに・・・!
 

問題点

・本来は、予測できない未来が、予測できたものと勘違いしてしまう。
決断を下したときの状況が、無視されてしまい、チャレンジしない評論家タイプの人が主導権をもってしまう。
リスク回避的な判断になりがち。
 

対策

起こりえたかもしれない別の事象 を検討することで、
このバイアスの効果を、低減させられることが、知られています。
 

まとめ

後知恵バイアスについて、解説しました。
 
個人的には、人間の本能は、こういう性質があるんだ、と
認識した上で、できる範囲で対策するのが、よいと思っています。
 
より詳しい知識を得るためには、下記の本がおすすめです。

 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、以上です。